盗難防止にちょっとだけ役立つコラム発信中 → コラムはこちら

外国人が日本で日本車を盗む理由について考える

コラム
スポンサーリンク

逆に考えましょう。毎日のように自動車盗難被害があるのに、そもそも何故逮捕報道が少ないのでしょうか?

外国人犯罪者
外国人犯罪者

最近、外国人が日本で車を盗んでいるという報道が後を絶ちません。
なぜ、わざわざ彼らは日本まで来て車を盗むのでしょうか。

非常に気になるところです。

今回は、外国人が日本で車を盗む理由について、どこよりもわかりやすくご紹介します。

スポンサーリンク

① 海外で高く売れるトヨタの高級車がたくさん走っているから

1つ目のポイントは日本では海外で高く売れるトヨタの高級車がたくさん走っているからです。

日本には世界に冠たる自動車メーカーがたくさんあります。
その中でも日本ナンバー1のトヨタ自動車は2022年の販売台数は1048万台で、3年連続販売台数世界一です。
そのため盗難車のランキングではほぼトップ10をトヨタ車が独占している状態です。
また当然、トヨタの母国日本では海外で高く売れるアルファード、ランクル、レクサスなどがたくさん走っています。

結論、日本では海外で高く売れるトヨタの高級車がたくさん走っているから外国人が盗んでいるということです。

② 日本車はキレイで状態が良いから

2つ目のポイントは日本車はキレイで状態が良いからです。

日本人は世界のどの国の人と比べても洗車や掃除をよくやる人が多いといわれています。
その理由は基本的に日本人はキレイ好きで、何事にもキッチリしている人が多いからです。
人によっては車を単なる「移動手段」ではなく、家族の一員と思っているくらい大事にしている人もいます。
そのため日本人の車の中には常にピカピカで、キズ1つなく、車内にはホコリ1つ落ちてなく、まるで新車のようにキレイな車もあります。
これは物を大事にする国民性も関係しています。

また車検や定期検査など、国の検査体制の厳しさも車の状態を良くしている要因です。

さらに重要なのは他人の目です。
日本では汚かったり、状態が良くない車に乗っていると、裏で陰口を言われたり、噂話の対象になるかもしれないので、ほとんどの日本人はある一定レベルのキレイさをキープしています。

よって、外国人からみると日本車はキレイで状態が良く、高く売れる可能性があるので盗まれてしまうということです。

③ 日本人は防犯意識が低いから

3つ目のポイントは日本人は防犯意識が低いからです。

一般的な日本人はそもそも防犯意識が低い傾向にあります。
その理由は基本的に日本人は「性善説」で世の中を見ているからです。
普段から「人から物を盗まれるかもしれないという危機意識」がほとんどありません。
そのことが自動車窃盗に関しては悪く作用し「自分の車が盗まれるはずがない」と考えるからです。

そうなると自動車窃盗を考えている外国人からみると、非常にありがたい存在であり、甘っちょろい日本人から遠慮なく盗んでやろうと考える思考に至ります。

④ 外国では自動車窃盗は万引きするくらいの感覚だから

4つ目のポイントは外国では自動車窃盗は万引きをするくらい軽い感覚だからです。

外国では先進国も後進国も自動車窃盗は日本の比ではありません。
毎日ビックリするくらいの自動車が盗まれています。

そもそも外国人は「罪に対する意識」が日本人と根本的に違います。
自分が儲かるためなら、他人の物を奪っても構わないと考えている人の割合が多いです。
しかも自動車窃盗を、まるでガム1個を万引きするくらいの軽い気持ちでやる人が多いといいます。

そのためこれまで自国で自動車窃盗をやったことがある人が日本に来ると、当然「罪に対する意識」が低く、日本でも軽い気持ちで自動車窃盗をやってしまうと考えられます。

⑤ 自動車窃盗グループの手足として利用しているから

5つ目のポイントは自動車窃盗グループの手足として外国人を利用しているからです。

現在、アルファード、ランクル、レクサスなど、海外で高く売れるトヨタ車を盗んでいるのは専門的な自動車窃盗グループです。
自動車窃盗グループは衝動的ではなく、計画的、組織的に自働車窃盗を行っています。
彼らは外国人に現場で直接車を盗ませたり、海外輸出した後の顧客探しをさせています。

自動車窃盗グループが自動車窃盗のための手足として外国人を使っているから、結果的に外国人が日本で車を盗んでいるということです。

⑥ 日本ではほとんど捕まらないから

6つ目のポイントは日本ではほとんど捕まらないからです。

自動車窃盗は現行犯以外はほとんど捕まりません。
その理由は日本の警察は自動車窃盗に警察のリソースを避けないからです。

現行犯であればその場で逮捕できます。
ところが捜査になると、膨大な人員と時間を使う必要があります。
実は自動車窃盗は窃盗事件407,911件中、たった5,734件しかありません。
つまり窃盗事件中の自動車窃盗の割合は1/70しかないのです。
そのためわずか1/70しか発生していない自動車窃盗の事件に関して警察はリソースをさけないということです。

結果、外国人は日本では自動車窃盗はほとんど捕まらないということを知っているので、安心して自動車窃盗を繰り返しているということになります。

まとめ

司法
司法
今回は、外国人が日本で車を盗む理由についてご紹介しました。

基本的に初めから自動車窃盗をしようと思って来日している外国人にとって、日本人オーナーは「よいカモ」です。

その理由は日本人の考え方や日本の仕組みなどが自動車窃盗に適しているからです。
特に、自動車盗難に対する刑が軽い昨今において、警察はこの犯罪の取り扱いは、組織事情で後回しにされていると思われます。

この犯罪に対する政府や警察の考えや仕組みを変えるためにも、私達は大きく声を上げ続けることが重要になります。ただ、目先の盗難予防に努めるしか無い現状において、外国人犯罪者の心理や考え方を理解しておくことが、彼らからの自動車窃盗被害を1台でも減らすことに繋がる重要な知識となります。
タイトルとURLをコピーしました